物件情報を見ているとよく見かける「RC造」「SRC造」「木造」等、建物をつくるにはいくつかの構造があります。
本日は「RC造」の特徴などを、ご紹介していきます!
[ RC造とは? ]
※画像はイメージです
「RC造」とは、鉄筋コンクリート造りのことです。
上の画像のように、鉄筋で作った骨組みをコンクリートで固めて作られた作りになります。
鉄筋によってコンクリートが強化されている為、Reinfoeced=強化と、 Concrete=コンクリートの頭文字をとって「RC」と呼ばれています。
RC造のメリット
✔ 耐震性が高い
鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮に強い特徴があります。
それぞれが活きて、耐震性が比較的高くなっています。
また、全体の重量を面で支えており、建物にかかる負荷が分散して地震の揺れによるダメージを抑えてくれています。
✔ 耐火性が高い
鉄筋もコンクリートも、どちらも燃えにくい材質であり、RC造は「耐火建築物」とされています。
耐火建築物とは、建物の主要構造部に耐火性能を備えた構造です。
(耐火性能=通常の火災が終了するまでの間、建築物の倒壊、および延焼を防止するために必要な性能)
ですので、木造と比べてRC造は火災に強い建物といえます。
✔ 耐用年数が長い
RC造住宅の法定耐用年数は47年と定められており、木造住宅の22年と比較すると倍以上になっています。
※法定耐用年数とは減価償却ができる年数のことです。
法定耐用年数=建物の寿命ではありません。
RC造は、メンテナンスを適切に行えば耐久年数は100年以上にもなるといわれています。
構造や用途によって耐用年数は変わってきますが、構造ごとの住宅用耐用年数は以下になります。
用途による年数を知りたい方は、国税庁のサイトをご覧ください。
(国税庁 減価償却のあらまし:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2100.htm)
RC造のデメリット
✔ 湿気がこもりやすい
RCは気密性に優れていますが、その分湿気もこもりやすいデメリットがあります。
湿気がこもってしまうと結露やカビが発生しやすい為、換気を十分に行う必要になります。
✔ 取壊しは手間がかかり、費用が高い
RCは頑丈なために取壊しには手間がかかり、費用もかかってしまいます。
エス・プランナーがオススメするRC造のリノベーション
メリットにも挙がっていたように、RC造の建物はメンテナンスをしっかり行えば長持ちするので、壊すよりもそのまま活かす方がいいと思います。
なので「家をキレイにしたいけど建替えようかな?」と悩んだときは、リノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。
施工事例をご参考にリノベーションを検討してみてください☺
🌸RC造のリノベーション施工事例🌸
本日はRC造のこと、メリット・デメリットをご紹介しました!
次回は木造のことについて解説していく予定です☺
いくつかの構造がありますが、自分は何を優先したいのかを考えて選ぶことが重要かと思います。
お家でお悩みの方はぜひご相談ください(^^♪
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