今回は、外壁のお話です。
【外壁の役割】
外壁の役割とはどんなものがあるでしょうか?
まずは家という大切な生活空間を雨風や寒さ暑さなどから守り、台風などといった自然災害からも守るという役割。
また家の外観のデザイン性を高めたり、住んでいる人のプライバシー保護や家財などの財産を守ったり、車や人声といった外からの騒音を遮断するなどの役割もあります。
たくさんの役割を担っている外壁ですが、そのメンテナンスを考える時の指標となるのは、外壁の一番の目的である「防水性」になります。
【外壁の種類】
近年外壁として国内のほとんどの住宅で使われているのが、サイディング(89.1%)、次にモルタル(7.6%)、タイル、ALC(軽量気泡コンクリートパネル)となっています。※1
サイディング外壁は、サイディングと呼ばれるパネル状の建材を貼り合わせて、つなぎ目をコーキング材で埋めて仕上げるものです。
サイディングは素材により、窯業(ようぎょう)系と金属系、木質系、樹脂系の4つに分けられますが、それぞれ特徴やデザイン・機能性が異なります。
中でも日本の住宅の約8割で外壁に使用されているのが窯業系サイディングです。これはセメントに繊維質を混ぜて成型しており、サイディング自体には防水性がないため、塗料を塗って仕上げることで水から守っています。
サイディングの次に使用されているモルタルも、主成分がセメントで水を吸い込みやすく、乾燥でヒビ割れを起こしやすい素材です。
そのため、塗装をして水を浸み込ませないようにして使用することが前提となっています。
※1(一社)日本サッシ協会 2022年 3月版『住宅用建材使用状況調査』概要より
【外壁の劣化】
塗膜の耐用年数は一般的に7年〜8年と言われています。
塗装で作られた塗膜やパネルをつなぐコーキングは、紫外線や風雨に当たることで刺激を受けて、年々劣化していきます。
劣化してしまうと防水性が失われてしまうので、劣化のサインが見られたら再度塗装が必要です。
すなわち、サイディングやモルタルは、定期的な塗装のメンテナンスが欠かせない素材とも言えます。
外壁の状態は、ご自分でもチェックできます。
・チョーキング現象の発生(壁を触ると手に白い粉がつく)
・コーキングのひび割れ、剥離、欠損
・サイディングボードが反る、ヒビが入る、剥がれる
・外壁のカビ・汚れ・色あせ
チョーキング現象 コーキングの剥離
以上のような症状がありましたら、外壁の補修を検討する時期となります。
外壁工事には大きく分けて、建物の屋根や外壁を全体的に塗り替える「塗装工事」。
現在使用されている古い外壁の上から新しい外壁を張る「重ね張り工事」。
現在使用されている古い外壁を撤去して、新しい素材の外壁に替える「張り替え工事」。
小さいひび割れなどをコーキング材などで補修する「補修工事」があります。
外壁は立地や周辺環境に影響を受けて経年劣化しやすく、必ず寿命が存在します。少しでも耐用年数を長く保ち、貼り替えまでの期間を延ばすためには、外壁塗装やコーキングなどの定期的なメンテナンスを行いましょう
エス・プランナーでは外壁の調査から補修まで、お客様の大切なお住まいを守るお手伝いをさせて頂きます。
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